重いテーマの作品も いかがですか? 不治の病に かかった少女がヒロインです。
選択肢が無い一道のストーリィで、二人のヒロインの運命は すでに決まっている──。
姉と妹の どちらが生き残るのか? 友人であるアナタ(主人公)に できることは──?
声優さんの熱演が感動を生みます! 意外とHシーンも多めなので ご期待くださいね!
『生命のスペア I was born for you』は、
あかべぇそふとすりぃが贈る「大切な人のためのADV」です!
原画: 秋空もみぢ氏、
シナリオ: 中島大河氏が担当しました!
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できない私が、くり返す。【萌えゲーアワード2014 主題歌賞受賞】
レビュー: 女子高校生と恋愛セックス!パイズリ・足コキ・フェラで精液ぶっかけ!ファンタジィ学園もの! あかべぇそふとすりぃ 秋空もみぢ 蒼月しのぶ
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コメント・レビュー・ネタバレ感想 まとめ
- ストレートで胸に染みこむ良作
死生観や命の重みを考えさせてくれる作品でした
できわたやぼく戦とやや毛色が違いますが、ある意味オーソドックスな内容
泣きゲーをやってみたい人には十分オススメできる作品です- 誰かに必要とされ、誰かを必要とすること
まるで吉野弘の「生命は」のような構成。体験版のときからわかっていたけれど、泣いてしまいました
粗を探せば、たしかにいくらか見られました
例えば、ED後の父親の振る舞い、璃亜と恵璃の和解場面、竜次と恵璃の1年間の軌跡など、じっくり丁寧に見たかった場面は数多くあります- けれど、ミドルプライスとして鑑みれば十分良作
プレイ時間も長くなくむしろ短いです(10h程)が、大事なことはしっかり詰まっている泣きゲーです
ストレートで胸に染みこむ良作でした
- いわゆる1つの、泣きゲー。
ミドルプライスでプレイ時間はそれ程長くなく、サクッと出来るので手軽に手が出せます
選択肢もありません。一本道でただ読んでいく形ですが、感情移入しやすいのでこういう形式も個人的には大アリだと思っています- ストーリーとしては
発症すると確実に死ぬ難病『桜紋病』に掛かっている女の子、夙川恵璃
恵璃の命を助ける為、心臓移植用のスペアとして生み出されたデザイナーベイビーである恵璃の妹である、夙川璃亜- どちらを"生かし"、そしてどちらを"殺す"のか
- 姉に自分の心臓を渡す事だけを考えて生きてきた妹
妹に自分の為に死んで欲しくないと願う姉
自分たちのしてしまった行為に対する後悔とどうする事もできない自責の念に駆られる夫婦
恵璃の体の事を知り、『桜紋病』について知識のある主人公の静峰竜次は何を選ぶのか- 家族の"絆"、"苦悩"がよく表現されていると感じました
- 泣きたい人には是非オススメです
- クールな私も泣きました。
本当に感動しました、久しぶりに泣いた気がします
どの曲も素晴らしくて…サントラつけてくれてありがとうございます!
このゲームに、あかべぇさんに感謝を!- 興味があるなら是非プレイして欲しいです!
体験版の時点ですでに重い話になるだろうとは思っていましたし、実際に重かったです
ですが、それ以上に美しく儚い物語だったと思います。(個人的には、終盤のHシーンですら切なさを覚えるレベル)
この作品は、思いっきり感情移入してプレイする事をお勧めします。(尚、当人は結末で号泣)
主題歌の「Liblume」は、プレイ後に聞くとそれだけで物語の情景が蘇り、涙が出てくるほどのいい曲です- 最後になりますが、恵璃ちゃんホントかわいいです
- 涙せずにはいられない
あかべぇそふとすりぃの作品、最高です- 久々に泣けるゲームに出会えた気がします。感情移入もしやすく、歴代の泣きゲーともひけをとらないクオリティだと思います
- 前評判も見ずに発売日に店舗へ直行、睡眠時間を生け贄にプレイしましたが、このゲームにはそれだけの価値があると個人的には思います
- 感動します。
働く大人の恋愛事情がすごく良かった為、新作もプレイ
ボリュームは半日でクリアできる程度です
しかし、終盤は泣きまくまくって気付いたら朝でした
間違いなくオススメできる作品です- 少しでも目に止まったり、気になったらなら是非!!!
これはホントいい
あらすじの時点でエロゲーというよりは別物の感動作的な感じなのだろうと思ってました
実際そうでしたが、想像以上に内容が良く涙が出ましたw(レビュー書いてる今も)
自分より先にレビューした純緑茶さんと同じくHシーンでも切なさを覚えます
苦しい状況の中で必死に愛し合った事にとても感動しました(あぁ~涙出る~w- 2人だけの世界
どうしようもなく、為す術がなく、悲しい物語です
竜次と恵璃、二人で穏やかに暮らせる世界がありますように
- 生命のスペア、クリアしました。泣きすぎて目が赤い
今年一番泣かされた気がする。いわゆるひとつの、泣きゲーでした- 手頃な価格で楽しめた。メーカーさんは過去に『できない私が、くり返す。』(以下できわた)という泣きゲーも販売しているため、どうしても比較されがちな本作。シナリオライターも同じであり、今作も泣きゲーである
- 一本道で、攻略ヒロインは『夙川恵璃』のみ。Hシーンが7シーンとやや多めで驚きだったが、最期の方のHシーンとか切なすぎて抜けない・・・。サウンドも西坂さんの悲壮感あるピアノ曲が多めであざとい。そのへんは同じミドルプライスの『ぼくの一人戦争』(以下ぼく戦)と似ている
- 死生観や命の重みを考えさせてくれる作品。できわたやぼく戦とやや毛色が違い、ある意味オーソドックスな内容。でもミドルプライスとして鑑みれば十分良作だった。プレイ時間も長くない。むしろ短いが、大事なことはコンパクトにしっかり詰まってる泣きゲー
- ストレートで胸に染みこむ良作でした
- 生と死、その対比によりどちらも輝いて見える。桜の美しさを生み出すために、死の象徴である屍体を置く。その儚さと、その一瞬の美しさ。まるで梶井基次郎のようなED構成。体験版のときからわかっていたけれど、泣いてしまう。透明な水が目から流れた。
夢と重ねてきたのはサクラノ詩を意識してのことか?と勘ぐってみたが、おそらく違うだろうね- 粗を探せば、たしかに多く見られた。例えば、桜紋病の扱いや、竜次父の振る舞い、璃亜と恵璃の和解場面、竜次と恵璃の軌跡など、じっくり見たい、或いは説明してほしい場面は数多くある
- けれど、ミドルプライスとして鑑みれば十分良作でした
- プレイを終えて感じたことを真っ先に述べさせてもらうと、
この2つが印象に残りました。正直ここでブログ書き終えてもいいくらいです
- どんな人であろうとあなたを必要としてくれる誰かがいるよ
- 人間の生への執着(人はいずれ死ぬことが分かっているのに関わらず)
- <体験版をプレイした時に思ったこと>
- 体験版をプレイして泣いたことなんてなかったのに、思わず涙をボロボロと流してしまいました。恵璃が桜紋病の発作で苦しむシーンでの声優さんのすごい演技力と最後に明かされた■■■■■■■という事実にただただ呆然としていました
- プレイして思ったことは、
- 恵璃が璃亜の心臓をもらって生き伸びることはありえない
- 璃亜は死への恐怖を知らないのでそれに気づく必要がある
- 璃亜は自分の人生を生きるように説得されるだろう
- 主人公と父親との関係は決着がつくのか(父親が改心するか)
- きれいな終わり方にはならない
- ある程度物語の内容が分かる状態ですが、どのように終わらせるのかすごく気になって仕方がなかったので即Amazonでポチったわけです
- <製品版をプレイしてみて思ったこと>
- 【序盤】
- 体験版と同じ内容なのでそれほど大きなショックを受けることはありませんでした。璃亜と父親とどちらの問題から片付けていくのかとわくわくしながら
- 【後日談】
- 別になくてもよかったんだけど、やっぱりないと面白く無いのが後日談というやつでしょうか
- 【最期に】
- 公式サイトのストーリーを見てすぐに、シリアスな展開になるのは予想していましたが、もうちょっと深く掘り下げてもよかったんじゃないかなと思ってしまった部分はあります
- 自分には、璃亜が恵璃と竜次の生き様を見て自分の価値に気づき、何のために生きるのかを知っていく物語にも見えました
- 望まれた生命、望まれない生命、いつ消えるかもしれない儚い生命
- 自分なんていらない存在なんだ・・・って考えないで。あなたを必要としてくれる人は必ずいるから。そんなことを考えながらプレイを終えました
- なにはともあれ、けっこう感情移入して涙流した作品なので、多くの人がこの作品を楽しんでくれたらいい
- シナリオが「できない私が、くり返す。」と同じ中島大河さんでどんな物語を書いてくれるかとても楽しみにしてましたし、好き勝手書きましたけどこの作品のことは大好きです。素敵な物語でした
- 【エッチシーン】
エッチシーンは恵璃オンリーの7回
割とエッチシーンが多く、そして
とにかく甘え尽くそうとする恵璃が可愛かったの一言ですね- 【ヒロイン】
■夙川 恵璃
死と向き合って甘えて甘えて甘え倒す一途な恵璃がとにかく愛おしかったですね
近いうちに死んでしまうのに悲壮感を漂わせず明るく振る舞う姿が切なくて切なくて・・・
ここ最近の橘まおさんの担当ヒロインで個人的に一番ヒットした それくらい見事にハマっていてグッと来ました
何度か「にゃあん」と猫になる恵璃が可愛すぎて悶えるんですがっ!!!- 【総評】
作品情報公開時に「できわたのような作品がまた来たな・・・」と思いましたが、今回も泣かされる作品でしたね
個人的には「ここはちょっと駆け足気味だなぁ」とか「この辺りはもう少しじっくりと描写して欲しかったなぁ」という所がチラホラあったので、ぼくの一人戦争くらいの価格帯でシナリオボリュームを増やして欲しかったなぁという欲しかった気持ちは少しありますかね- 全体的なボリュームとしては価格相応な感じですが、質としては十分すぎる内容だったので大変満足。買って良かったと思えた作品でございました
特に今回も楽曲が素晴らしくて素晴らしくて・・・。聴いてるだけで涙が出てくる曲って本当にいいですわ・・・
あぁ、早くLiblumeをライブで聴きたい・・・!
- ゴールが一つだけのゲーム
A 1つである意味良かった
A 選択肢すらない
A だからこその良さがある- 死生観
A テーマですね!
B 死生観って意味だと、若干雑だった気がする
A 桜紋病の説明不足のためにBかなと思いましたがやはりAで- シナリオがいいゲーム
C 良くも悪くも期待通りだったので,そこは裏切ってほしかった
B 短いけどまとまってる
A 王道だがそれがいい- とんでもなく短い。短すぎるよ、このゲーム。
B このボリュームでこの値段なら少しくらい分岐があっても良かったかも
B 感じ取り方によるけど
A 儚さの演出か…- 感動した(泣いてしまった)ゲーム
B 恐らく制作陣が意識したところとは別のところで泣いた
B 死生観というより家族愛的なところで
A 最後きますね- Liblume 生命のスペア I was born for youのOP )
とにかく聴いたら解るw- Liblume 生命のスペア I was born for youのOP )
流石&安定のしもつきん。切ない歌詞歌わせたらやっぱいいわ- 改めて目標を持ち生きていこう強く想った
- 家族って何だろうか…生きることの意味は?…残される人は?…想像通りの展開ですが良かったと思います。最近はキャラゲーをプレイする機会が多かったので新鮮味が有りました。只…あのスタッフでしたらもう少しだけ上を目指せると考えます。次回の感動ストーリ―に期待します
- 感動は出来たが後から思い返すとどこか少し物足りなかった印象、記憶にも残り難いと思う。設定やキャラは良かっただけに実に惜しかった
- 2人の生きざま・死にざまよりも璃亜の考え方とその変化に心を打たれた.璃亜ルートも欲しかった.
- 泣きゲーを求めてプレイしたが全体的に少々物足りなかった、テーマや設定は良かったがボリューム不足で内容が薄くなってしまったのが残念。生命という思いテーマを扱うのであればミドルプライスじゃなくてもいいのでもっとしっかり書き込んで欲しかった。この作品は感動作品として売り込んでいるようだが逆に泣きゲー好きなユーザーが期待してプレイするより普通のユーザーが気軽にプレイしたほうが高い評価に繋がると思う
- 良くも悪くもミドルプライスだなと
- 良かった点
・シナリオの展開が良かった
→一本道なので先の展開が分かりやすいけど、声優の演技だったり演出(CG含め)が素晴らしく自然と涙が溢れてきた
・キャラクターの個性、というか人間性?が出てて物語に入り込めた
・BGMが良い- 以外ネタバレあり↓
- もっと見たいシーンが沢山あった
・璃亜の作ったケーキを食べるシーン!
・父親の行動、言語の補足や説明
→帰って来たときの探しに来た物は何か、最後竜次の処理をどうしたのかetc
・竜次から恵璃に指輪を付けるシーンが短かった……もっと感じていたかった
・選択肢が欲しい
→それによる言動の変化とか、シナリオの変化- 題名にもあるように、「良くも悪くもミドルプライスだな」と感じますw
本望は、フルプライスで見たいシーンに書いたやつ等が有れば良かったのですか……物語の題材的にも厳しい所があったり
もしフルプライスで作られるなら確実に買います!てか作って欲しい
けど、病を題材としているから余り長々としたシナリオは合わないし……。だからこそ日常での瞬間をもっと大切に感じたいと思ったのだけど- いろいろ想いはあるけれど、個人的にはこれで良かったと思います
いわゆる1つの満足
改めて制作者に関わった方に感謝です!!- 心が温まりました
- 「できない私がくり返す」同様ハッピーエンドでないけれど終わった後に長く余韻に浸れて好みのシナリオだった
とても泣ける、という程ではないけれど生死観を扱った作品でトゥルーエンド(?)といった感じの終わり方というのは
安定して感動でき楽しめると思う- できない私がくり返す。に近い泣ける作品かと思ってプレイしました。確かに泣くことは出来ましたが値段が値段だけに少し期待はずれかな?といった印象です
桜紋病についてもう少し詳しくして欲しかったですね。桜紋病周りの設定がしっかり出来ていないせいで内容が薄っぺらく感じました
これだけ重い内容ならばミドルプライスの短時間作品にするべきではなかったかな- 闘病とかそういう「命」をテーマとして見ればなんかざっくりすぎて残念だった作品。時間を巻き戻す時計を持っているわけでもないので完結してる二人を眺めるゲーム。なのだけどキャラクターに関してはとても良い。特に恵璃は圧巻の可愛さであったので高得点をつけさせて貰おう。あと、曲に関しては文句無し
- そもそもガンですら日ごろめちゃ温厚な聖人のような人でさえ苦痛のあまり余裕をなくして身内に当たり散らすようになるのが病
若者二人が「痛みで死ぬ」ような不治の病にかかって寿命のカウントダウン状態で仲良しでいられるのには普段シナリオについて何も考えない、先読みしない事をモットーにしている自分でも違和感ありすぎてダメだった。(泣いたけど)
とはいえガチの闘病だとひたすら痛々しいだけのゲームになってしまうだろうから「もっとリアルに書いてくれ」とはとても思えないのでまぁ不満を覚えつつもこれがいわゆる「落としどころ」というやつか。しかしあの父親とかなんか使い道なかったのかとは思う
クソゲ。などと後悔せずに済んだのは恵璃が個人的に可愛すぎたからである。絵も可愛いしね- 最後は泣けたけど主人公家族の説明が・・・
- 体験版部分では正直ルート分岐とかで生存ルートと死亡ルートあるのかなと思ってましたが選択肢無の一本ルートでした
- 最後はうるっと来ましたが、全てが終わって考え直すと説明が足りない点があります
・結局父親とはなんだったのか・・・。(あまり登場せず主人公は多少なりとも歩み寄ろうとしているのに最後まで興味ないただのクソ親父・・・。自分の子供なのにあそこまでクズとか・・・。)
正直最後主人公が余命がほぼないと言い動揺していそうだったのに死ぬ寸前に結局来ることなく最後までいらない子みたいな発言しかしないし・・・- 父親が適合するのかを確認しろと脅迫まがいに言ったのももしかしたら竜次に桜紋病にかかった時に夫婦の適合ができるのか確認していて父親と適合するから心臓を渡そう
で分岐で妹か姉かを選んでとかも考えてはいましたがそんなことは微塵もなかったですね・・・
最後はHAPPYとは言えませんがBADともいえないのでBitter ENDなんでしょう- ただ、最後に関しては泣けるようなシナリオになっていたし、値段もロープライスなので泣きゲーやりたい人は買って損はないと思います
- シナリオが本当に短いのでセリフをオートで聞いても10時間程度にしかならない作品です
- 死生観を考えさせられるストーリー。泣きげーを求めているならやるべき!
- 二人の心の強さと強い繋がりにただただ感動しました
分岐も無く一気に読み進めることが出来ました
全体的に短いですが、綺麗に纏まっていたと思います
最近のタイトルの中では良作といえると思います- もう少し細かく描くべきだったのでは
- 簡単に言うと名作になり損ねた作品
話がいいだけあってもったいない
具体的に言うと主人公の家族関係です
作品の性質上仕方のないことなのかもしれませんが- 題材が泣かせやすいテンプレというのは難がありますがそういった物なのでしっかり作ってほしかった
音楽、CGがいいだけあってもったいない
たくさんの人物の感情が物語を動かすので難しくはありますが特徴を抑えればもっとまとまった作品になったと思います
その点気を付けてほしいところです- それと悪いことばかり言っていてもしょうがないのでいいところも言うと
終盤の追い込みが良かった。心に来る表現がたくさんあったし何より泣かせに来てました
実際私も泣いたのでその点大きいです
思考の違ったロボットのような妹に対して妹思いな姉が妹の本当の役割を納得させるのにたくさん時間を使わせた分重みがすごかった。だからこそ何でしょうけど妹の言い分もわからなくはないです。姉を死なせたくないというのは誰にだってあると思いますし。そこからの展開は面白かったです- いいところもあって悪いところも±0といった具合でしょうか
個人的には良作の分類に入ります。名作というと壁は大きいです
あかべ3さんは挑戦的な作品が多いので次回作が出ますが期待してます- 桜紋病に関して、もっとも残酷な特徴についての、作中内での描写がないのが非常に残念
- この作品の根幹である「桜紋病」について、説明と描写が不足しているように感じました。特に重大な点について説明が一切なかったのが大いに残念です。この架空の病気はなんらかのモデルがあったのかもしれませんが、寡聞にして私では思いつくものがないです。しかし、私がこれまで読んできた「死生観」に関する話、特に不治の病にかかった話の登場人物と、この物語の主人公の竜次とヒロインである恵璃とでは、大きな違いがありました
桜紋病のもっとも恐ろしい点とはなんでしょうか?- 治療法が無い不治の病であること。もちろんこれは恐ろしい点です
言語を絶する激痛を及ぼずこと。これはこの病気の最たる特徴ですね- しかし、私はこれとは別に、もっとも恐ろしくもっとも残酷な特徴があると感じました
それは「発作が起きていない間は、例え死ぬ数日前でも健常者と同様に生活ができる」ことです- この物語以外での闘病の話では、罹患している人物は、その終わりーー即ち死に向かうにつれ活動が制限されていきます。初めは実感がなかった自身の異常にも突きつけられる事実に、理解が追いついていきます。1年前には登れた階段が登れない、半年前には歩けた体が車椅子に。3か月前にはベッドから起き上がれたのに寝たきり、一ヶ月前には付いていなかった呼吸器がある。といった具合に、徐々に肉体が弱っていく描写がされていきます
かつては当たり前のようにできたことがだんだんとできなくなる…… この事実に患者の精神はどういう形にしろ変質していきます
困惑、怒り、自失、絶望、諦観。そして時間をかけて自分の死をみつめていきます。無論、そうした心の準備ができないほどに病状の進行が著しく速い病気もあるでしょうが、私が読んできた物語はそうした話が多く、数少ない実際に私が見送った人たちもそうした精神の境地にありました- 肉体と精神が連動し、肉体状態に合わせた精神状態へとなり、迫り来る死と、それに伴う恐怖などの感情と向き合います。その果てに死を向かえる
- しかし、この桜紋病はその点がとても残酷です。この病気は不定期に激痛を生み出す発作が起きる病気ですが、しかしそれ以外に症状らしいものがないのです。その苦痛だけで相当であることいは作中で表現されていますが、もうひとつ、大きな症状をもたらします。発作が起きていないときは、健康体そのものなのです。走り回ることも、普通に学園に通うこともでき、痛み以外の末期症状が「日常生活するのに気が散る程度の痺れ」であり、死の5日前なのに激しい性交渉すら可能にしています。本当に末期病人のようになったのは3日前になってからです
- まるで病気というより、見えない時限爆弾をくくりつけられているかのようでした。爆弾を数十個有って爆発後には傷はすぐ治り、最後の数発だけは傷が治らずラスト一発で死に至るという具合の
- 即ち、他の病気であるならば病状の進行、それに伴う肉体の不自由によって得る「死に向かう気持ち」を持たせづらくしていることです
- 末期の症状であるならば、もはや立って歩くことすら叶わず、それ故に自身の死をじっくりと見つめることが可能になります。しかし桜紋病は、憖い健康体と変わらないために、死の直前でも種々様々な葛藤、困惑をもたらせています
- 「死に向かう覚悟を与えない」それこそが桜紋病の、もうひとつの隠された恐ろしさです
- 竜次は兄の虎太郎を通してそれを知っていたはずですから、この桜紋病の隠された残酷な特徴が分からなかったはずがありません
- ですが、作中でこの点に触れられることはありませんでした
- しかし、その事実は確かに存在しています。竜次たち2人が最後の1週間の中で起こった気持ちのすれ違い、例えばガンなどの病気であれば、もっと以前に、それこそ体がまだ動く時期にしているものであると思います。しかし、桜紋病は死が間近であっても発作がない限りは動けるために、その問題がまさに死の間近で起こります
この桜紋病の残酷さ、恐ろしさをもっと作中で強調して欲しかったですね- 作中で2人は死の10日前になり、死の事実、いや実感を得るにいたりました。そのことにより恵璃と竜次はお互へ抱く気持ちについて向き合わざるを得なくなり、困惑してしまいます。そこは璃亜と会話することによって気持ちの整理をつけた竜次が見事に解決してくれましたが、間に合わないで死ぬ可能性もあったわけです。残り1週間になってから死と向き合い始めることになるなんて過酷に過ぎる病気です
- それともう一点、竜次の両親についてです。兄に比べて情が薄かった、それはあるでしょう。しかしあそこまで極端になるものなのか。父親は理解できないことはないのです。なぜなら男親というのは根底に「本当に自分の子である確信」を持てない存在であるからです。しかし苦痛を持って生み出した母親は別です。苦しい思いをして生み出した存在に、ただ純粋に自分を必要としてくる存在にああも極端な態度ができるものでしょうか。もしかしたら世間一般ではそうした例が多く、私が歩んできた人生は幸運にもそうした例に遭遇しなかっただけなのこもしれませんが、どうも不自然に思え、両親に関わる葛藤などが影絵劇を見ているかのような印象を得てしまいました
この母親はけっして子に愛情を注げない人ではなかったはずなので、どうも納得ができないところでしたね。この家庭環境が竜次のあの老成した人格形成と「誰かに必要とされることの重要性」を輝かせているのは分かるのですが……- 父親のほうが最後までブレなかったのは良いと思います。彼はただ無為に積み重ねた年月のせいで、もう方向を変えることができず、どうにもできなくなった無様な人間の典型だと思っていますので
- また、『命のスペア』といタイトルの割に、妹との関係が割とあっさり決着がついたのもやや肩透かしのようなものを感じましたね
この話の主題は「必要としくれた誰かの為に」というものだったので、勿論妹のこともその主題にも入ってますが、メインはあくまで愛し合う2人であったわけですし。「命のスペア」よりも「I was born for you」のほうがメインでしたね。恵璃に、竜次に、互いに出会いそして最期まで共に在るために生きていた2人でした- なにやら文句ばかりでしたが、ロープライスとしてはしっかりした話でした(個人的にはもっと短くてもよかったと思います)ので、買って損はない話です。究極的なことを言ってしまえば好みの問題ですが、私はそれなりに好きでした
- このまま夢の中で寄り添うように あなたの傍で最期を
- いわゆる1つの問題作
- そんな風に感じたのが読了後の率直な思いです
- このスタッフでは過去に「できない私が、くり返す。」「働くオトナの恋愛事情」とリリースされてきましたが、作風を変えながらも、根底にあったのは「生」 であったように思います。今作は「救いのない中でいかに救いを見出だしていくか」これがある種のテーマかなと思います。魔法も不思議もない世界で、「死」まで続くレールから、何とか抜け出そうではなく、終着駅までどれだけ寄り道が出来るか、こんなシンプルなシナリオですが、変化球をまったく使わずど真ん中のストレートで攻め続けるわけで、受け手としてはかなり厳しく感じます。ある程度の割りきりがないと、どこかで折れてしまうかもしれません
- ミドルプライスという性質上、多く語られない点や二人に最期まで当てたためまわりの描写が少なく感じたのはありますが…
- タイトルまでもストレート。設定は最初から公開されていますが、本当にそのまま。ストーリーも予想させるそのままではありますが、これは狙って付けているのでしょうか。僕はむしろ副題の「I was born for you.」が気になります。そのままの意味で解すれば「私はあなたのために生まれたきた」つまり「璃亜が姉のために生まれてきた」ということでしょう。これは前述のとおり、そのままその意味が込められているのは疑いありませんが、読了後になって考えると「私(璃亜)はあなたたち(姉と同じ病気を抱える顔も知らぬ人たち)のために生まれてきた」と読むこともできるし、少し解釈を変えると、璃亜の存在意義は姉を生かすためのスペアであったけれど、恵璃から与えられた「私の分も生きる時間」が存在意義になることで「I was born for you.」つまり「私(璃亜)はあなた(恵璃)の(分も生きる)ために生まれてきた」とも解せそうです
- 一見、救いのないBad endの1ルート。それこそ、いわゆる1つの問題作でしょうが、驚くくらいにストレートで、決して目をそらさずに「生」「死」を綴ったことは評価に値すると思います。ライターの中島大河さんは毎回(といってもできわたならですが)、テーマを持ちながら「生きていくとはなにか」を多様な面からゲームに落としこんでいるように思います。秋空もみぢさんの絵と西坂恭平さんの音楽と、今後も新しい一面を見せてくれそうで楽しみでなりません
- しっかり外堀を補完しつつもう少し2人の関係性について掘り下げてくれれば、物語に大きく広がりが出来てもっと良い作品になったのかもしれない。大筋だけを見れば大方は語られているように思えるが、広く目を向ければ語られない部分も多くて非常に勿体ない。長文は主に後半の展開について
- 作品全体から死の匂いがする
とりあえず触りだけでもプレイしてみれば、ああ誰かは死ぬんだろうなというのが分かる
恵璃ちゃんは桜紋病でいつ死が訪れるかも分からない状況だし、そのスペアとして(最初は)生まれてきた璃亜ちゃんは、恵璃に心臓を渡す限りは死ぬ
誰もが死に向かって動いていて、それは死ぬ本人か、それを受け入れる周囲の人々かの差はあれど、これが非常に重い雰囲気を作り出す
どちらかの死は絶対に避けられない課題で、この作品は、そこまでの過程を丁寧に描いていく- 姉は死にたがるし、妹も心臓を渡したがる。どうしてこんなに死にたがりなのか自分には分からない。もっと自分に正直になってもいいのに
妹の方は頑なに心臓渡しますって言っておきながら、死を実感するなり威勢が弱くなってしまうのは、姉の方がちょっとだけ心が強かったんだろう
託された命はちゃんと他の桜紋病の患者を救うための目標をもって、恵璃の夢も叶えて機能している- ……希望は確かに託されたけれども、正直この作品でそれを描くなら、他にもできることが沢山ある
主人公と恵璃が出会ってから1年しかないこと、しかも出会いからある程度仲が深まるまでの描写がある程度省略されていることなども踏まえて、積み重ねが足りない
シナリオが始まるのはいわば2人にとって末期になる直前と言ってもいい時期からの話であり、2人を通じ合っている関係だと認めるまでの時間が足りなかった
この点をできわたは時計の力と主人公の失敗及び決意によってカバーしていた為深みが出ている
ネタバレになりそうなので詳しくは言わないが、言いたいことの本質はできわたとかなり似通っているように感じられた
ライターが同じで似たようなのを期待してたのもあって、分量的にも少し勿体ないなという気はした。比較しちゃうのは良くないけれども- 転じて、死への恐怖と恋愛を天秤にかけていく死ぬ直前までの描写は素晴らしい
同じ桜紋病だからこそ2人はお互いの気持ちをある程度分かるわけだが、それが必ずしもお互いを愛する純情だけだったわけではない
出会ってから偽の恋愛を始めるまでのあたりはむしろ傷の舐め合いから始まってるし、恋愛感情の出所は結局は桜紋病に行きついてしまう
本当にお互いが愛し合っているかどうかを決めるのは当人たちの仕事だけど、そこでの葛藤が非常に繊細である- 好きという言葉を何回重ねても自分が自分じゃないみたいで安っぽい、みたいな表現がある
死への恐怖を考えれば考えるだけお互いに相手の心が欲しくなる。自分の心を痛みではなく安らぎで満たしたくなる
けれどもそこで我に返ってしまうと、自分が恐怖から逃れるために相手を利用しているだけではないかということに気が付く
「最後まであなたといたい」確かな感情の出どころが分からなくなって、自分で自分を理解できなくなっていく- 逆に恋愛の事を深く考え始めると、今度は死ぬのが更に怖くなる
1秒でも長くいたい相手との余命がほんの数日しかない悲しみや、抗えない上にどういうものなのか分からない死への恐怖と隣り合わせになる恐怖、
こんなにも相手を想っているのに奇跡の一つも起こらずに死を迎えることしかできないことへの不条理などを強く感じずにはいられないだろう- 恐怖を強く感じれば感じるほど恋愛が分からなくなって、恋愛を深めれば深めるほど死ぬのが怖くなる
初々しい気持ちで身体を重ね始めて、時には自分の心を満たすためだけに自分主導でしたりもして、その後ちょっとだけ言い合いもして、
でも気が付いたらまた初心を取り戻しているみたいな、エロシーンだからこそ感情の変化が表に出ていて、ここは本当に読み甲斐がある
そういう繊細な感情の変化もある中で最後まで精一杯生きて、時には相愛になり、時には恐怖に怯えながらも、最後は相手を想って夢を見ながら死んでいく
痛みと恐怖から解放されたら、あとは死を受け入れるしかないわけで、それまでお互いに感謝し合いながら来世での出会いを祈ることしかできない
理不尽ながらも心の中で様々な葛藤を繰り返し、満開の桜の幻想を見ながら死ぬまでを描き切る
最後に見えた満開の桜を夢見草と表現していたのもまた良い。なにかポエミーな感想が頭に浮かんでくるけどつまりはそういうことなのでしょう- 父親については、個人的にはあのブレないキャラでいてくれて、最後に変な情けをかけないでくれてよかった
心のどこかでは葛藤してたのかもしれないけれど、それでもあの人は生まれてこの方あの扱いを続けてきたので、最後まで悪役でいて欲しかった
未練は残るかもしれないけど、それも桜紋病での死を迎えるにあたっての不条理の表現の一つと言えなくもない
2人は最後まで幸せを誓い合ったけど、それでも恵璃も含めて本当に幸せだったと考えているとは自分には言い切れない
ただ、母親はちゃんと一瞬でも主人公のことを見てくれているのが分かって、それは何を考えているか分からない父親と対比する形で上手く救いになっていた- ライターの力量は着実に上がってるし、このご時世この手のテーマに自ら挑んだ姿勢も賞賛できる
マルチエンドにして恵璃が生きる終わり方があってもよかったかもしれないが、この作品で表現したいことは多分根本的にそういうことではないと思う- とかいいつつ死に際の恋愛について深く考え始めると、途端にフィクションにおける死という題材の作り物臭さが見えてきてしまうようで本当に良くない
でも死に際に何を思うかなんてまず経験したことがないし、今しばらくは想像することもできない
重いとか凄いとか言っておきながら、考えれば考えるほど分からないことだらけ。本当につまらないのはどっちだよ
そういうわけで自分はなんだかんだでこの作品、割と好きかもしれません- 余談 好きなシーンについて
- (1)夙川家の家族との最後の別れになるというところで、主人公が無理してビールを飲もうとするシーン
何が何でも約束を守ろうとする主人公の意志と、相手側の父親に最後の最後に本当に心を開けたことが分かる
誘われたんじゃなくて自分から言い出して、苦いって言いながらもちゃんと飲んでたところに、よく分からないけどジーンと来てしまった- (2)死ぬ直前に璃亜が姉の最後を見に来るシーン
本当の最後の最後には立ち会わない、いわば2人だけの最期を尊重する姿勢が好き
自分もみとりたいという感情を抑えつつ、別れと感謝の言葉だけを述べる。スペアではなく人間としての成長を感じる- この2つが特に好きだけど、深く心に突き刺さったわけではないのに好きなシーンが沢山ある
細かいところで色々考えさせるのは上手い。主題歌の話とかもしたかったけど、まあ後で追記するかもしれません
橘まおさんはやっぱり最高でした- 作品の出来にムラっけのあるあかべぇそふとすりぃの新作
- テーマとしてはエロゲADVから久しく消えていた、難病を抱えた主人公とヒロインを描く終末恋愛
全身に桜のような痣が広がり、胸を掻き毟るほどの痛みを伴う「桜紋病」を題材に、
それを取り巻く家族の形と絆の強さを強烈に訴えかけてくる- と、説明すれば死生観大量投入の感動巨編に聞こえるが、実際は値段相応のミドルプライスゲーム
全センテンスを飛ばさずに読んでも8時間ほどで終わるコンパクトな内容は、
いい意味で綺麗に纏められており、悪い意味で底が浅くも感じられる- 場面場面に必要な描写が必要最低限の言葉で纏められているという点もライターの技量の高さが伺える一方、その技量を発揮する分野を間違えたのでは?と少々疑問に思ってしまう
- 加えて今作中において徹底した悪の描写をされていた主人公の父親の存在も、
結局最終的な結末を描ききらなかったところも、演出的な暈し技法というよりも
描写タイミングを逸した、入れるべき場面が見つけられなかったといった印象が見て取れた- また冒頭一言感想でも書いてはいるが、主人公から終始聞こえる宇宙人が話している様な
歯切れの悪い受け答えは、主人公の「寡黙」という性格を描写するためとはいえ多用しすぎである
多くの読者は某毛染めマンガの
「嘘・・・だろ・・・?」
を連想したことだろうが、正直私もその例に漏れず逆にコメディ色が強い印象となってしまった- とはいえ正味8時間ほどの作品とは思えないほどのテーマを扱いながら、
読み手にわかりやすい感動とやるせなさを訴えることには成功しているといえる時点で、
十分評価に値することは間違いない- 感動巨編アニメを一話から見るのはちょっと・・・、という方や、何百ページも活字だけの小説作品を
読むのは・・・、という人向けの、所謂ひとつの「インスタントドラマ」として、軽い気持ちで
薦められる作品である- 欲しかったものは、死ぬ前に手に入れておくべきだよ。後悔しながらさようなら、なんて嫌でしょ?
- 左胸に桜の花びらのような痣が広がり、一度発症すると痛みに苦しめられ死に至る病、桜紋病
2歳の時に発症し、それを周囲に隠しながら生きてきた恵璃と、
桜紋病を唯一治す手段である心臓移植のために、恵璃のスペアとして作られた璃亜
兄を桜紋病で亡くし、自分も桜紋病に苦しむ竜次
痛みに苦しむ恵璃を竜次が助け、自宅まで送ったことがきっかけで3人は知り合います- この作品をプレイし終えて、最初に思ったのは、桜がきれいだったなぁということでした
恵璃と竜次のふたりで何度も見た桜、最期の時に見た桜、左胸にある桜の花びら
そして、璃亜が植えたちいさな桜の木
物語やテーマは重いにも関わらず、この作品に対して残っている印象って「綺麗だった」なんですよね、不思議と
ライトな作風とか、恵璃の明るくて前向きな性格とかが関係しているのだろうと思いますが
あと、この物語は、恵璃と竜次が我侭を叶えるための物語だったと思っているので、
綺麗に見えるのは必然だったんじゃないかなーとか
"しあわせな感覚が年々薄くなってくけど、80年くらいは生きられる人生"ではなくて
"残り1週間くらいの命だけど、しあわせの絶頂で死ねる人生を"を選んだふたりにとって、
これ以上の幸せはなかったんじゃないのでしょうか- なので、この作品に対して、悲しいとか辛いとか、そういうネガティブなものは一切感じませんでした
「あ、ここが泣くところだな」と思う場面はいくつかありましたが、最後まで"泣きゲー"ではなかった
ふたりの幸せを嫌というほど見せつけられる、"恋愛を題材にした美少女ゲーム"でした- ただ、個人的に納得できてない部分もあって、それは最後まで恵璃のキャラデザになじめなかったこと
秋空もみぢさんがキャラデザや原画を担当してる作品はいくつかプレイしていて身体の描き方とか好きなんですが
他作品と比べて等身が低めに描かれていると感じたのですが、
この等身でこの胸の大きさ、そしてこの物語と自称クールビューティーな恵璃の性格…
なんだか恵璃の方が"作られた"存在に思えてしまってずっと違和感がなくならないまま
(物語に登場するキャラクターだから作られてるのは当然、というのは置いておいて)
もっと等身を高く描くか、この等身のままなら若干胸は控えめでもよかったんじゃないかと思ったり思わなかったり
この作品における恵璃の役割を考えると納得できなくもないんですが…個人的には受け入れにくかったです- この違和感のせいなのか、個人的には璃亜ちゃんの方が好きだったりします
デザイナーズベイビーとして作られた彼女ですが、桜紋病の苦しみを目の当たりにし、
恵璃との会話を重ねるうちに考え方が変化していく様子はとても人間らしくて
「わたし自身の人生、生きてみるよ」と宣言するシーンは、とても好きなシーンです- あと、主人公である竜次にも変化があったことが良かった
家族に恵まれず、兄は病死、母親は自殺、唯一の肉親である父親とは別居状態
恵璃を通じて夙川家と交流するようになり、竜次が救われた部分が少なからずあると思う
でも恵璃の意思を尊重する姿勢は一貫していて、ふたりの関係性の強さが伝わってきて
「神様、意地悪だもん。」と恵璃は言いますが、恵璃にとって竜次と出会えたこと、竜次にとって恵璃と出会えたことは
神様がくれた奇跡…なんていうとちょっとわざとらしいけど、奇跡みたいなものだと思います
理解者であり最期まで連れ添ってくれる存在を求めていた恵璃と
家族に憧れ、家族を求めていた竜次と
互いに求めていたものを手に入れて、愛し合う相手と共に死ぬことをは、
未来がないふたりにとって最高のハッピーエンドだったと思う- 誰かを好きになることは、見方を変えれば自分のための行動なのかもしれないけど
それでも当人同士が幸せなら、それでいいんじゃないかなって- 「私、すごくラッキーだったよね
竜次と出会えて、よかったよ。心から」- 一般的社会通念や常識からかけ離れた世界観だったのがとても気になった。内容は薄っぺらいけど最後は泣ける
- 作品コンセプト通りにヒロインが病死するのでそのシーンは泣ける。自分は涙もろい性格故、結末が予想できても最後の場面では涙が出てきてしまうのが何か悔しい。この辺、ストーリーが薄っぺらくてもそうさせられるというのはケータイ小説の恋空で証明されている
- 中盤の夙川一家の某イベントが盛り上がりとしてはマックスな作品
- 本作は泣きゲージャンルとした場合、誰かを死なせることで泣かせると言うより、家族愛でウルっとくる方が多いかも
- 前半~中盤まではホント面白かった。夙川一家の一員になりたい
- ド直球に泣かせにくるのにはいつまでたっても弱いです
- 最後の桜の木の下は久々に放心してた
恵璃がかなり好みのヒロインだったせいかかなり感情移入してしまった
あとこのゲームに限らずヒロインが徐々に弱っていくシナリオは終わった後初めからやり直して元気なヒロインを見ると切なくなるね・・・- 短いからなのか泣けなかった
- 死生観がテーマの作品は好きなジャンルなので、大抵泣けたり、感動するんですが今作品ではあまりそういう感情が湧いて来なかったです
多分話が短いが故にキャラに感情移入しきれなかったのが、原因のような気がします
二人が出会った1年をもっと掘り下げて良かったと思うし、妹を説得する事ももっと早く出来たのではないかと思ってしまいました
恵璃には璃亜へ言葉だけで無く、何かしらの形で道を示して欲しかったです
同じ「スペア」の話であるScarlettの3章と比べるとインパクトに欠ける気がします
もっと掘り下げてくれれば大分違う感想になったかもしれません- 後、どうでも良い話ですが、自分が桜紋病だったらすぐ花びらが散る桜には惹かれないと思います。ひまわりの様な力強いイメージの花に惹かれるかなと思いました
桜押しがすごい所も個人的にマイナス評価でした- 感動系好きだけどグダグダ遠まわしな長い文章読みたくない人には最適
- 【感想箇条書き】
- ・イベント絵が綺麗で好印象
・璃亜ちゃんの盗み聞きシーンは想定外だったのでエロ点数に加点
・シナリオについては、前設定とかを引き延ばしてやれば、さらに感動できるかもしれないが、価格からして察し
・恭也の態度や心境の激変とかがあると更にいいと思ったが、そこがバッサリしてたので拍子抜け感は否定できない
・と文句はいいつつも値段からしては相応の出来栄えだとは思う。必要最低限のことはコンパクトに抑えている感じ
・苦しむ描写が多い分、濃厚な最期の時間をじっくり垣間見るという意味では実に絶妙なまとめ具合だとは思う
・特に声優さんの声の表情の変化にはぜひ注目してほしい。某サイトでは総プレイ2~3時間で作品にダメ出ししている人間がいるようだが、それは音声スキップして流してる人。もったいないわ
・システム、演出面で大きな不満はなし。ただし、数回登場する煎餅かじる音が明らかに不自然なので演出減点1
・エロは抜き要素が強い手垢塗れに比して、本作はストーリー勝負な印象だったのであまり期待してなかったが、回数も多めだったので期待以上。もちろん価格考慮の上- 【最後に一言】
かぼちゃで泣くことになるとは
- 萌えゲーアワード実行委員会(@moeaward)さん | Twitter
2016年8月月間賞投票 現在順位は次の通りです。 1位『ハナヒメ*アブソリュート』(mirai様) 2位『銀色、遥か』(tone work's様) 3位『生命のスペア』(あかべぇそふとすりぃ様) … #moe_award- 生命のスペア終わり。言いたいことはたくさんあるけど…ボロ泣きしました
- 生命のスペア初めて10秒で衝撃映像
- 「命」と「愛」というテーマを正面から描いたあかべぇそふとすりぃ『生命のスペア』DL版が発売
- タイトルの通り「命」をテーマとした作品 シナリオ的には短く、ストレートな展開であるが、お手軽に楽しむ物としては良い作品 しっかりと作り込まれた物を見てみたかったのもある
- すごい分かる 生命のスペアではしっかりできてた というかたいていの評価がそれなりにあるゲームはそれができてる
- 生命のスペアやった人なら分かると思うけどプレイ終わったあとにop聴くと涙止まらない
- TLに流れてくる大量の雪月ちゃん画像見ててわたしもくすはらゆいちゃんの妹ボイスききたいぐぬぬぬってなったので夏ペルやる!生命のスペアは土日でじっくりやるつもり
- あかべぇそふとすりぃの生命のスペアが中々の泣きゲーと聞いて気になっている
- 生命のスペア凄く良かったので、できない私が、くり返す。いつか買いそう
- 生命のスペアはどうせなら一気にやりたいから1次面接終わってからにしよっと
ダウンロード: 『生命のスペア I was born for you』
登場人物
夙川 恵璃 (しゅくがわ めぐり)
難病"桜紋病"を発症したまま、日々を生きる少女。
自称クールビューティーだが、普段の言動からはそう見えない。
自分のために死のうとする妹・璃亜を救うことを望んでいる。「乙女心はいつだって伏線なしなんだよ」
CV: 橘まお
夙川 璃亜 (しゅくがわ りあ)
恵璃の妹。 まじめなしっかり者で、大のお姉ちゃんっ子。
仲の良い恵璃と竜次が付き合っていると思い込んでいる。桜紋病を発症した恵璃を救うため、心臓移植用のスペアとして生み出されたデザイナーベイビー。
恵璃のために死ぬのが自分の役割だと考え、自分の身体が恵璃を救うことを願っている。「わたしは、お姉ちゃんのために生まれたんですから」
CV: 花澤さくら
夙川 友里恵 (しゅくがわ ゆりえ)
恵璃と璃亜の母親。
明るく気さくな人柄で、娘たちとも姉妹のように仲が良い。
竜次に対しても、とても親身に接してくれる。「いい若いもんが遠慮しないのっ」
CV: 手塚りょうこ
夙川 晴信 (しゅくがわ はるのぶ)
恵璃と璃亜の父親。
寡黙で感情が表に出ないことから、冷たい印象を与える。「君は、恵璃についてどこまで知っている?」
CV: 植木亨
静峰 恭也 (しずみね きょうや)
竜次の父親。
昔から竜次のことを一切顧みることがなく、現在は家を出ている。「おまえの言うことの、何を信用しろと?」
CV: 立花十四朗
静峰 竜次 (しずみね りゅうじ)
主人公。 堅物で生真面目な性格。
言葉数が少なく、感情表現も乏しい。母と兄を亡くしており、父親も家を出ているため 現在は広い家に一人で暮らしている。
「恵璃がそう言うなら、それでいい」
ストーリィ・内容
「一度『桜紋病(おうもんびょう)』にかかったら、あとは怯えて過ごすだけ」
夙川恵璃(しゅくがわ めぐり)は、病を患っていた。
原因は未だ不明、治療法も確立していないそれは、死に至る不治の病――『桜紋病』。唯一助かる可能性がある治療法は、心臓の移植のみ。
しかし、適合する心臓が見つかることは奇跡に等しい。
だからこそ、妹の璃亜(りあ)が、デザイナーベイビーとして作られた。
姉の心臓の、スペアになるために。難病に侵された姉と、彼女のために生まれた妹。
2人の家族を除いて、その秘密を知っているのは、恵璃の友人である静峰竜次(しずみね りゅうじ)だけ。残された時間と、歪んだ覚悟。
それぞれの気持ちがすれ違う中、迎える結末とは――
商品の情報
- 対応OS:
Windows:7/8/10
- 原画: 秋空もみぢ
- シナリオ: 中島大河
- ブランド: あかべぇそふとすりぃ
- ジャンル: 幼なじみ, 姉・妹, 恋愛, 制服, デモ・体験版あり, DMM独占販売, 家庭
Reviewer: あじもす @asiamoth,
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